健康サポートへの取組み

「勤めれば健康になる会社」。健康経営で、従業員と会社を幸せに。

岐阜車体工業では、従業員の健康を確保することは企業存立の基盤であるとの考えのもと、経営の最優先事項のひとつに位置づけています。この経営トップの「健康経営への決意」をすべての従業員が共有することを目的に2005年、健康づくりを計画的・継続的に支援する「A-lifeサポートクラブ」をスタート。2013年からは専任の産業保健師が着任し、「勤めれば健康になる会社」を目指してさまざまな活動を行っています。

具体的な取組み

  • 健康診断
    従業員の健康管理の基礎となる健康診断は、法に定められた雇入れ時の健康診断や定期健康診断、特殊健康診断などを実施しています。また、QOL(Quality Of Life)の向上を図れるような特定保健指導にも力を入れており、対象者100パーセントの実施に向け取り組んでいます。
  • 生活習慣病の予防指導
    定期健康診断の結果から、面接カウンセリングによる生活習慣病の予防指導を実施。対象となる従業員には、生活リズムの改善を促す保健指導や、食事内容を改善提案する栄養指導、運動指導などを行っています。
  • メンタルヘルス対策
    近年、職場におけるメンタルヘルスケアの重要性が叫ばれていることから、不調予備軍の早期発見・対応に重点を置いた対策を推進。また、健康な従業員に対してもセルフケアに取り組んでもらうよう働きかけるとともに、ラインケアの要である管理職に対してメンタルヘルスマネジメント教育を行い、一人ひとりが生き生きと活動できる職場づくりにも努めています。
  • ウォーキング
    事業所内にウォーキングロードを整備。誰もが無理なく日常的に取り組める健康づくりとして、ウォーキングを推進しています。社員からは運動に対する意識だけでなく、「食事にも気を付けるようになった」「歩くことによって季節の変化を感じるようになった」などの声が聞かれ、心身両面での効果が得られています。
  • ストレッチ教室
    地域のフィットネスクラブからスポーツインストラクターを招き、部署ごとのニーズに合わせた出張ストレッチ体操教室を開催。いつでもどこでも簡単にできるストレッチを学び、運動不足の解消と腰痛等の予防、リフレッシュにつなげています。
  • 歯磨き
    歯およびロ腔の健康づくりが、生活習慣病の予防などに重要な役割を果たすことは知られています。そこで虫歯や歯周病予防のために毎食後の歯磨きを推進。あわせて定期歯科検診受信を勧奨しています。
  • 家族向け健康イベント
    従業員の家族を招き、バランスの良い食事についての講習や手軽に作れるヘルシーメニューの紹介といった保健指導を行う「家族フェスティバル」を年4回程度実施。職場見学もあり、会社・仕事に対する家族の理解や絆がより深まる機会として好評を博しています。
  • 社員食堂ヘルシーメニュー
    2013年に誕生した新社員食堂では野菜をふんだんに使ったヘルシーなメニューを提供。会計時に、その日食べたメニューのカロリーを表示することで、過剰カロリー摂取に対する意識啓発も図っています。また、管理栄養士による食育指導イベントも随時開催しています。
  • 事業所内の相談体制
    産業保健師はすべての従業員が健康への意識を高め、心身の健康を維持できるよう、職場や家族と連携を取りながらヘルスマネージャーとして活躍しています。医務室での対応だけなく、時には従業員の現場へ赴き、巡視・面接・相談などを行うことも。また、組織・チームの健康意識を向上させるため、声かけ施策の推進など、コミュニケーションの活性化にも注力しています。

メッセージ

工場と医務室を何度も行き来する毎日。
「1,700人の家族ができた」という思いで、
職場の健康支援に努めています。

工場管理センター 安全衛生環境室
産業保健師 松久千花

以前は企業外労働衛生機関に勤務し、企業で働く方々の健康管理に携わっていました。やりがいを感じていましたが、保健師としてキャリアを重ねる中で、ひとつの会社に根を張って専門性を発揮できたらと思うようになり、ご縁のあった岐阜車体工業に2013年に入社しました。たまたま会社が創業70周年を機に、従業員の健康サポート強化を打ち出したタイミングで、「勤めれば健康になる会社」というミッションを達成すべく奮闘し、今日に至っています。
私が一般的な産業保健師と少し違うのは、医務室にあまり在室していないこと。時間がある限り工場を巡回し、従業員が毎日付けている健康チェック表を見たり、休憩時間に声をかけるなどして皆とふれあうことが活動スタイルとなっているのです。顔を覚えてもらい会話ができれば、その後の関係が違ってくる…そんな思いで始めた取組みですが、白衣にヘルメット姿の私の存在は今や当たり前の日常となり、健康相談の件数も徐々に増えてきました。他にも、定期健康診断後のフォローや生活習慣病予防の啓蒙、メンタルヘルス対策に力を注いでいます。
保健師として大切にしているのは、一人ひとりの生活に寄り添った支援をすること。ここで共に働く約1,700人を家族だと思い、今できることに全力で取り組んでいきたいと思います。