当社は、小型バス「コースター」を平成29年1月より生産しています。
新技術や新工法を取り入れた最新の工場で、環境に配慮し、エネルギー効率を従来の50%低減するなどエコファクトリー化を進めました。
工場の4つの工程
工場内には大きく分けてボデー・塗装・組立・検査の4つの工程があります。
ボデー工程
鋼板部品を、ロボットと熟練工により自動車のベースとなるボデーに作り上げます。溶接ロボットを活用した自動化を92%まで進め、業界トップクラスのスペース効率を実現しています。
塗装工程
錆止めの電着塗装を行い、中塗・上塗を経て美しいボデーに仕上げます。塗装はゴミ・ホコリが大敵。表面積の大きいボデーに、平滑で光沢のある塗装を行えるよう、工場の随所に浮遊物を除去する工夫が施され、内板塗装も自動化しています。
組立工程
組立ライン上ではボデーを横向きに並べて送り、またシートなどの組付け部品を車体の前後左右の窓ガラス部からロボットで車内に搬入するなど工夫し、ラインの短縮を実現しています。
検査工程
組立が完了したコースターを1台1台検査します。各工程で作業者ひとりひとりが責任を持って作業ごとに品質を確かめ、後工程に流しています。