グローバル化と現地化

自動車の安全を支える部品、そしてハイエースの生産方式を世界へ。

自動車産業におけるグローバリゼーションは進展の一途を辿っています。岐阜車体工業も例外ではありません。ハイエーススーパーロングのマザー工場として、2013年より南アフリカとタイで本格稼働したノックダウン生産(日本で生産した主要部品を現地で組み立てる方式)に社員も現地へ出向き、品質・生産性・ものづくり等の現地生産の支援を積極的に取り組んでいます。
岐阜車体工業の基本スタンスは「現地で喜ばれる製品づくり」。品質基準を考える上での環境・条件は、国ごとの気候や価値観、経済状況、法制度などによって異なるものであり、安全性を確保しながらも現地ニーズに応える『適地適品』の視点が不可欠だからです。もちろん、それを支えているのはトヨタの完成車メーカーとして培った高い技術力と人材であることは言うまでもありません。社員の皆さんは海外現地生産への支援等、活躍できる機会が多くあります。
時代の変化がますます強まる中、私たちは市場の拡大が見込まれる新興国にも注力し、その国の経済・雇用などに貢献しながら持続的に成長できる真のグローバル企業を目指してまいります。

私たちが目指すもの
1.「スリム・シンプル・ストロング」なハイエースの生産方式を世界に普及させること
2.部品の適地適品供給を通して、世界中のカーユーザーの安全と快適を下支えすること

ハイエースが世界中で支持される理由

  1. 優れた耐久性と安全品質
  2. 広い室内空間と積載性能
  3. 快適な走りとエコ

1.優れた耐久性と安全品質

海外の過酷な使用状況下でも、初期性能を長期間にわたって発揮できるハイエース。ボデー・塗装・および部品の製造と組立を担い、絶えず良品100%を追求する当社の思想と技術力を発揮しています。

2.広い室内空間と積載性能

アレンジしやすいスクエアの広々とした室内空間に、圧倒的な積載性能。その利点を生かし、ハイエースは送迎バス・乗り合いタクシー・貨物車など、各国の現地ニーズに合わせた使われ方をしています。

3.快適な走りとエコ

安全性はもとより、ハイパワーと低燃費を兼ね備えたハイエースは「快適な走り」と「エコ」を両立するクルマ。生活に密着した毎日の利用も、地球の未来のことも考え抜いて作られた1台といえます。

※岐阜車体工業はハイエース・コースターのボデー、塗装、および部品の製造と組立を担ってます。

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