ノックダウン生産への取組み

南アフリカとタイの車両組立工場に向け、ノックダウン部品を供給しています。

ノックダウンの流れ

車両の組立業務を行う南アフリカやタイで現地調達できない部品を当社工場からコンテナで輸出しています。

ノックダウンの流れ

かつて、日本メーカーの海外向け完成車は品質を維持するため、国内の限られた工場で生産されていました。しかし、そのような時代はすでに過去のものとなりつつあり、今後は世界各国で必要な量の車が比較的小規模な工場でジャスト・イン・タイムで生産されると予想されています。実はこの潮流は、当社にとっては追い風。大型の車体をコンパクトなラインで製造するためのライン設計、人手が必要な工程を機会化・システム化して品質のムラをなくすノウハウ、全員参加の改善活動によって日々工場やシステム運用を磨き上げていく体制など、自動車製造の次世代モデルとなるいくつもの強みを有しているからです。 そして今、私たちは、南アフリカ共和国およびタイにおけるハイエースのノックダウン生産(主要部品を現地に輸出し、現地で組立・生産を行うこと)に積極的に関わっています。「スリム・シンプル・ストロング」な工場のノウハウを世界へ。私たちはこれからも地球規模でビジネスをとらえ、新たな価値を創造するべく挑み続けます。