能力開発・人材育成

社員の情熱を引出し、成長機会を増やす「川の流れ人事」。

岐阜車体工業では、すべての社員に無限の可能性があると考え、一人ひとりが自ら積極的に学び、成長につなげていくことを支援しています。その具体的な手法として「川の流れ人事」と表現する、年功序列や固定観念にとらわれない独自の人事制度を確立しました。私たちが求めるのは、常に向上心を持ち、自分を鍛えようとし続ける仕事のプロ。そのプロ社員が生き生きと働けるステージづくりにゴールはありません。私たちはこれからも、全力で“人づくり”に取組んでいきます。

具体的な取組み

  • 選べる“働き方”
    これからの時代、キャリアは会社から与えられるものではなく、自ら考え、ライフステージに合わせて選び直し、働くことが必須。そこで岐阜車体では一人ひとりの希望に応えられ、かつ能力を公平に評価できるワークスタイルメニューを用意しています。
  • 業績能力給
    従来型の年功賃金体系ではなく、「仕事のプロ度」「発揮された能力」「資質」に応じて賃金が決まる業績能力給体系を採用。社員は上司との話し合いの中で取り組むべき目標を設定し、その結果・評価をダイレクトに反映する仕組みを導入しています。
  • メリハリある賞与制度
    企業業績ならびに仕事の成果を反映できる成果重視型の賞与制度を構築。チャレンジングな目標に取組み、達成することで社員が成長でき、さらにその成果が次の目標へのモチベーションにつながる好循環を生んでいます。
  • 納得性の高い評価制度
    岐阜車体が求める社員像を明確に打ち出し、さらに現場からの意見を取り入れた独自の評価シートを使用。「仕事のプロ度」と「プロとしての資質」をそれぞれ10項目ずつ、4段階で絶対評価するのが特徴です。
  • 退職金制度の全廃
    岐阜車体は2003年に退職金制度を廃止し、確定拠出年金制度を導入しました。社員は毎月一定額を拠出金として資産管理会社に拠出し、自らの指示により運用しています。この制度は社員個々の生涯設計や金融リテラシー向上にも役立っています。
  • 中途採用
    岐阜車体では通年採用を実施しています。また「新卒入社社員も中途入社社員も、同じ仲間」との考えから、待遇面も公平性を維持。給与は初年度こそエントリー期間により差が生まれますが、2年目以降は実力次第でアップしていく仕組みになっています。
  • 教育訓練の強化
    職場においてベストチームを結成・維持していくためには、教育訓練の役割が極めて重要。そこで岐阜車体では新人研修、階層別研修、能力別研修など、ニーズ・目的を明確にしたさまざまな教育の機会を社員に提供しています。
  • 終身就業制度
    岐阜車体では基本定年である60歳到達後も、当社規定の基準を満たせば準社員として生涯雇用を継続することができます。これは「エイジフリー」の考え方を制度化したもの。同時に、熟練者の技術・技能の継承も目的としています。